看板はメンテナンスがとても重要なワケとそれに対する島根県の取り組み 皆さんこんにちは!スタッフの山田です!前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいましたが、今回も看板の安全性についてお伝えして行こうと思います。看板を取り付けたいと考えている方に是非一読して頂きたいと思う内容になっておりますので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。看板はメンテナンスがとても重要なワケ前回の投稿で、看板による事故の事例や事故を未然に防ぐ方法をお伝えさせて頂きました。(まだ読まれていない方は是非こちらの記事も読んでみて下さい。)皆さんは、● 表面が錆びている● シートがめくれているこのような壊れかけの看板を見かけたことはありますでしょうか?そういう状態の看板を見かけると 「あぁこの看板、自分が子供の時にできた看板だったなぁ…古くなったなあ…自分も歳取ったなぁ…」 と考えるのではないでしょうか。でもそんな風に感傷的になっている場合ではないかもしれません。もしその看板の管理会社が看板のメンテナンスを怠っていた場合、いつのまにかとても危険な状態になっている可能性があるからです。例えば錆びているのは看板の表面だけでなく接続部分も錆びていたり、表面に貼っているシートが実は首の皮一枚で繋がっているようなギリギリの状態になっていたり、気づかないうちに老朽化がかなり進んでいるかもしれません。そんな状態の中、強風や台風が直撃してしまうと看板はあっという間に外れて落下してしまいます。また、看板は実は皆さんが思っているよりも大きかったりします。 特に道路沿いに掲示されている看板などは、通行人の目に入るようにかなり大きめに作られていて、2mを超えている物もザラにあります。 そんな大きさの看板が、もし老朽化で中が腐っていて何かのはずみで看板が外れた場合…そしてたまたまその看板の下に人がいた場合…想像するだけで恐ろしいですね。いかにメンテナンスで看板の状態を把握しておくことが大事かが分かると思います。島根県の屋外広告物条例の改正そんな中、島根県のメンテナンスに関する条例が改正され、令和4年4月1日より許可広告物の定期的な安全点検が義務となることが発表されました。 【PDFはこちら】 これまでは条例上義務付けられてなくて自主的に点検してくださいというスタンスでしたが、この4月からは定期的な安全点検をしなければなりません。 また、看板が地上から4mを超えるものは有資格者によって安全点検を行う必要があります。※右図参照 ちなみに有資格者は以下一覧です。● 屋外広告士1級または2級建築士● 第1種または第2電気工事士● 第1種、第2種または第3種電気主任技術者● (一社)日本屋外広告業団体連合会及び(公社) 日本サイン恊会が実施する屋外広告物点検技能講習の修了者もし今島根県内で自分の看板をお持ちで看板の位置が地上から4mを超えている場合、上記の有資格者がいる企業にお問い合わせください。もちろん弊社にも有資格者がいますので、お問い合わせからお気軽にご相談ください。まとめ今回の記事で看板メンテナンスの重要性とそれに対して島根県が改正した屋外広告物条例をご紹介してきました。看板は作ったらそれで終わりというわけでなく、外にある建造物としてちゃんと管理していかなければなりません。ですので、これからお店の看板を作ろうと考えてる方は看板を管理していくことも念頭に置いてください。以上、スタッフ山田でした!