暑い日が続きますね。
夏になると、自然の空気を浴びてリフレッシュしたくなる方も多いと思います。
先日、島根県の(一社)飯南町観光協会様より施工のご依頼を受けた森林セラピーのロードマップ看板が完成しました。
弊社ではこれまで観光地の案内看板を数多く製作してまいりました。
今はスマートフォンで地図アプリがあるので案内看板があっても気にとめられない方も多いかと思いますが、ぜひ一度足を止めて案内看板をご覧いただきたいと思っております。
豊かな山々に囲まれた山陰では特に、電波が十分に届かないエリアもあり、スマートフォンに全ておまかせとはいかないからです。
そんな観光地の看板の製作において、弊社がこだわっているポイントを3つご紹介いたします。
1.山陰の自然に溶け込むデザイン
山陰の豊かな自然の持つ美しい景観を損ねない、自然な色、材質、意匠で製作しています。
例えば、上図のロードマップ看板では柱を周りの木の色にあわせた茶色にし、看板としての視認性を保ちつつ、周囲の風景を損ねない仕様となっています。
2.一目でわかるデザイン
山道に看板を設置する場合、登山コースいくつもありますので、
- どの道がどのくらいの勾配なのか
- どのくらいの距離なのか
- どんな魅力があるのか
など、パッと見てわかるようなデザインを意識して製作しております。
例えば、セラピーロードの案内看板ではコースが複数あるのでコースの色分けをし、見やすい太さの線で、コース名に吹き出しを付け、それぞれのコースのイメージがわかるような地図のイラストや写真を使うなど、一目でわかるような工夫をこらして製作しております。
3.最新の観光情報をゲットできるように、QRコード
看板は常に新しい情報を掲載するのは苦手です。
それでもせっかく来ていただいたお客様が安全で楽しく過ごせるように、最近では観光協会様や市町村のWebページにつながるQRコードを看板に載せて、ここから最新の観光情報をいつでも見られるようにしております。
例えば、こちらは飯南町の琴引山の山頂に設置した案内看板です。
この看板の真ん中あたりにQRコードが載っています。
こちらを読み取れば各名所の説明やそこに生息する生き物など様々な情報を見ることが出来ます。
観光地の案内看板に出会ったら、まずはお手元のスマートフォンのカメラやQRコードアプリで看板のQRコードを読み取って、最新情報をゲットして安全第一で楽しく観光してみてください。
以上が、弊社での案内看板を製作する際の3つのこだわりポイントでした。
まだまだ暑い日がしばらく続きますが、暑さに気をつけながら、山陰の夏を楽しんでくださいね。
また、案内看板をご覧になられた際は、スマートフォンを併用してQRコードで最新情報を得つつ、看板も写真で撮って、電波がいつ途切れても安全に観光できるように良いとこどりしてみてください。
それでは、スタッフの山田がお送りしました。